埼玉県越谷市 地デジ+BSアンテナ工事
こんにちわ。
アンテナドクターです。
当コラムでも何度か私が愚痴ってますが、なんだか近年の異常気象っぷりは困りものですよね。
暑すぎたり雪が降りすぎたり、土砂があちこちで崩れたりと、大変なことになってますが、一説には地球温暖化が原因ではないかと言われているそうです。
地球温暖化といえば、森林伐採をはじめとした環境破壊が原因の一つですね。
そこで、強引ですが、本日10月8日は「木」の日です。
なんでも漢字の”十”と”八”を組み合わせると「木」に見えることからそう設定されたようです。
本来は木の良さを見直す日との事ですが、これを機に地球環境についても考えたいと思いました。
さて、本日ご紹介する工事は、埼玉県越谷市で行われた地デジアンテナとBSアンテナの工事です。
突然ですが、画像をよく見てみてください。
地デジのアンテナを設置するマストが曲がっている事にお気付きでしょうか?
本来アンテナを設置するマストは、まっすぐに伸びているのが普通ですが、今回はとある理由によって、曲げて設置しています。
まずは現地にてお見積もりにご訪問した時の事。
即日の工事をご希望されていたので、ご訪問したところ、何と屋根上には太陽光がびっしりとのっています。
お客様に確認したところ、やはり屋根上で影にならないようにアンテナを設置して欲しいとの事。
真っ先に壁面にデザインアンテナを設置する事を検討しましたが、少々電波状況が不安定で、デザインアンテナには向かない状況です。
ではヤギ式アンテナを壁面から突き出しで設置しようと屋根を見上げたところ、軒天が結構長いんです。
60cm弱もの長さがあるため、サイドベースだけでは軒をかわして突き出す事が出来ません。
上記を踏まえて、今回ご提案したのが、マストの折り曲げ加工です。
マストは普通に曲げてしまうと折れてしまいマストの強度が弱まってしまいます。
そこでベンダーという特殊な機器を使用しての折り曲げ加工を行う事で、強度をさほど損なう事なく折り曲げ加工を行う事ができます。
マストも長いものを使用する必要性があるため、お客様にご理解いただいた上で、その日は撤収です。
後日、曲げ加工をしたパイプを持参して再訪問させていただきました。
曲げたパイプを綺麗に設置するために、今回は2人がかりでの作業です。
2人作業の場合には、息が合わないとかえって作業性が悪くなってしまうのですが、そこは弊社自慢の作業員です。
見事に息を合わせてあっという間に地デジアンテナの設置完了です。
地デジのアンテナを設置した後は、忘れちゃいけないBSアンテナの設置です。
地デジアンテナを設置したマストの下部にBSアンテナを設置します。
BSアンテナの裏側には、写真では確認できませんが、混合ブースターも設置済みです。
外側の作業が終わってしまえばいつものように、宅内での受信テストを残すのみです。
テスト結果はかなり良好!
この時にはもちろんお客様にも確認いただきます。
一見ちょっと変わったアンテナの曲げ加工。
弊社では豊富な経験で慣れておりますが、こういった熟練の技が必要となる作業こそ、アンテナドクターの得意とするところです。
また変わった工事があったらご紹介いたしますね。
ご依頼ありがとうございました。