アンテナとケーブルテレビはどちらがいいの?
こんにちわ。
アンテナドクターです。
ラグビーワールドカップ面白かったですね。
実は恥ずかしながら、スポーツ観戦が好きな私もあまりラグビーのルールは知らなかったのです。
ところが、初戦の南アフリカ戦を何の気なしに見ていたら、すっかり魅力にはまってしまいました。
ルールもおぼろげながらに理解し、BSだと日本戦以外も視聴できるので、楽しく見ています。
次回のワールドカップは日本で開催されるとのことで、いまから楽しみですね。
さて本日は、工事のご紹介ではなく、我々がよくお問い合わせいただく内容について、ご案内させていただきたいと思います。
お問い合わせいただく際に、地デジを視聴するのにアンテナとケーブルテレビなどに加入するのはどちらがいいのかとよく質問をいただきます。
これについて、われわれはいつも回答に窮してしまいます。
実際にどちらにもメリットデメリットがあるのですが、われわれとしてはアンテナ工事会社ですが、地デジはアンテナを設置した方がいいですよ!と言いたくなっちゃいます。
そこで、アンテナ工事をした場合と、ケーブルテレビへ加入した場合のメリットデメリットをそれぞれに記載したいと思います。
アンテナのメリットはケーブルテレビのデメリットになりますので、アンテナを設置した時のメリットデメリットという目線で書いていきたいと思います。
まず、アンテナを設置した時のデメリットですが、初期費用がかかってしまうということです。
アンテナ設置は部材を使用して工事をするので、どうしても初期費用は欠かせません。
一方ケーブルテレビや光回線でのテレビ視聴の場合にも工事費用は発生するのですが、月々の料金収入があるので、初期工事費用を大幅値引き、あるいは無料なんてキャンペーンを定期的に展開しております。
よって、初期費用の面では大きな差が出てしまいます。
続いてのデメリットですが、ご自宅の外観を損ねてしまう可能性があるということです。
ケーブルテレビなどは、電線から配線を宅内に引き込むだけなので、特に外観に目立った機器の設置は必要ありませんが、アンテナ設置の場合には、どうしてもアンテナ本体の設置が欠かせないので、その分外観を損ねてしまう可能性はあります。
しかし、近年ではデザインアンテナの普及により外観をさほど損なわずに、アンテナを設置できるようになったので、この点は少しずつ解消されて行っていると思います。
現に弊社でも、デザインアンテナで視聴できるならケーブルテレビに加入しなくて済むというお問い合わせを数多くいただくようになってまいりました。
また、スカイツリーなどの電波塔の近郊であれば、屋根裏への設置という方法もあります。
屋根裏への設置については色々と条件もあり、それはまた別途ご紹介いたしますが、外観は全く変わらないので、そういった方法も近年増えてきております。
では、アンテナを設置するメリットは何でしょうか。
これはなんといっても、ランニングコストが発生しないということです。
インターネットと、テレビを同時申し込んでいる場合だと、月々6,000〜7,000円当たりが相場のようですが、この中には、インターネットの代金も含まれております。
テレビ代として支払っているのが色々調べてみると1,000 〜1,500円程度というのが相場のようです。
(ケーブルテレビやインターネットについては、専門家ではないので、あしからず。)
たかが1,000円とあなどるなかれ。
アンテナを設置すると平均10〜15年は使用できますので、その間ケーブルテレビで使用したと仮定すると、10年で120,000円、15年だと180.000円も支払う計算になります。
途中でメンテナンスが少々あったとしても、アンテナの方がコストパフォーマンスはよくなるという計算ができます。
(あくまでも弊社調べの簡易的な計算ですので、ご了承ください。)
上記を鑑みると、初期費用がかかっても、アンテナを建てた方がいいのではないか・・・と言うのが、私の結論です。
あくまでもアンテナ工事会社に勤める私の主観による意見です。。。
実際にお客様に尋ねられた際には、上記のメリットデメリットをお伝えし、結論はお客様に委ねております。
私どもとしては、もちろんアンテナ工事をして欲しいのですが、皆様の考え方は様々ですし、我々が強制していいものとも思っておりません。
このコラムが皆様の検討材料になれば幸いです。
ではまた。